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壁の断熱材。幅の使い分け。

今日は大牟田のM様邸新築工事の様子をお伝えします。

同じくらいの進捗状況の現場が何件かありますが、こちらは赤い玄関ドアのお家です。

 

 

室内では電気配線や壁断熱材の工事を行っています。

写真は壁に断熱材(高性能グラスウール16K相当)を入れているところです。

 

 

断熱材を入れた後の壁はこのようになります。ちなみに気密テープはまだ施工していない状態です。

「あ~、クラスウールが入っているな」と何気なく見えますが、じつは押えておきたいポイントがあります・・・。 

 

 

赤い丸で囲っている部分にご注目ください。片方は「395」、もう片方は「430」と記されています。

この数字は断熱材の幅を表していいて、それぞれ395mm幅と430mm幅です。(厚さは同じです。)

 

いわゆる尺モジュール(1間=1820mm)の木造住宅では、グラスウールを「柱と間柱のあいだ」に入れる場合は395mm幅、「間柱と間柱のあいだ」に入れる場合は430mm幅、と使い分けています。(柱と間柱では木材の太さが違うので、断熱材を入れる空間の幅も違うためです。)

 

グラスウールなどの繊維系断熱材はやわらかいので、430mm幅のグラスウールを本来の使用箇所ではない「柱と間柱のあいだ」に入れ込むこともできますが、これは御法度です!

 

グラスウールは細~い繊維が絡み合ってできている小部屋に空気を閉じ込めることで断熱性能を発揮します。ですから395mm幅のグラスウールを入れるべきところに430mm幅を無理に押し込むような施工をすると、繊維の小部屋が押しつぶされてしまい空気を保持できず、期待したとおりの断熱性能を発揮できないのです。

 

こと繊維系断熱材に関しては、「大は小を兼ねる」とはいかないのですね。

今回はちょっとマニアックなネタでした。

 

それでは、また。

 

投稿者:圓佛 明

2013.12.19

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