先週梅雨入りしてから天気が心配されましたが、昨日晴天にも恵まれN様邸の棟上をすることができました。
N様、おめでとうございます。
今回は、昨日の上棟の様子を書かせていただこうと思います。
まずは、あらかじめ設計図をもとに行った「番付」のとおりに柱を建てていきます。
「番付」とは、平面でいうと横方向(X軸方向)に「い・ろ・は・に・ほ・へ・と・ち・り・ぬ・る・を・・・・・」と、そして縦方向(Y軸方向)「1・2・3・4・5・6・7・8・・・・・」と番号をふることをいいます。例えば、X軸方向に5番目でY軸方向に3番目の位置にくる柱には「ほ-3」と番号がつけられています。
ちょっとわかりにくいでしょうか??
柱建てが終わると次は柱の上に梁や桁など(横架材といいます)をかけていきます。
横架材まで組上げたところで、柱が垂直になるように柱の建ち具合を確認しながら、仮筋かいを打ちつけて固定していきます。
右の写真はここまでの作業が完了した状況です。
つづいて、梁の上に屋根を支えるための骨組みをつくっていきます。
垂木(たるき)を掛け渡して、母屋にしっかりと釘で打ちつけていきます。
ここまで来ると、屋根のかたちが見えてきます。
垂木かけが終わると、今度は野地板を敷きます。
最近は、野地板に合板を使っている工務店もあるようですが、昭和住宅では無垢の杉板を一枚一枚敷き詰めていきます。
昨日は大牟田市でも、最高気温30.5度の真夏日を記録する中、夕方5時半過ぎ頃、野地板葺きまで完了しました。
建方作業後に、お施主様が餅投げを行われました。
工事が予定より遅くまでかかってしまい、お集まり頂いたご近所の方々をお待たせしてしまいましたm(_ _)m
私たちも餅投げに参加させていただきました。
左が棟梁の田上大工、右が弊社設計・施工担当の橋本です。
これからN様のご期待にお応えできるよう、精一杯頑張ります!
N様、本当におめでとうございました!
投稿者:圓佛 明