スタッフブログ

マンションの屋上防水工事(トーチ工法)

皆さまこんにちは。

今回は鉄筋コンクリート造マンションの屋上防水工事の現場をアップします。

(どういう訳か分かりませんが、このところ防水工事のお問い合わせが多いんです!)

 

このブログでは工事の流れをダイジェストでご紹介しますので、この工事のもっと詳しい内容はリフォーム施工事例ページ→「屋上防水工事(鉄筋コンクリート造・陸屋根)」をご覧ください。

 

まずは既存の防水シートを撤去。現状のままでも、まだ雨漏り等の不具合は発生していませんが、経年劣化により防水シートの劣化が進んでいますね。

 

 

 

既存の防水シートを剥がしたら、コンクリート面に付着している汚れや異物などを手作業で取り除いていきます。この作業を「ケレン」といいます。英語のclean(クリーン)が訛ってケレンになったという説もありますが本当のところはよく分かりません・・・。

 

建築用語って結構おもしろい(?)言葉が多いんですよね。

 

 

 

防水層下地のコンクリート面を高圧水で洗浄した後、十分に乾燥してからプライマーと呼ばれる下塗り材を塗ります。

 

 

・・・途中の工程写真を全部載せると長~くなるので、このあたりで少し割愛させていただいて・・・。

(全部の工程写真はリフォーム施工事例ページ「屋上防水工事(鉄筋コンクリート造・陸屋根)」に掲載しています。)

 

 

 

いよいよ防水シートを張っていきます。改質アスファルトシートの裏面と下地をトーチバーナーで焙って、改質アスファルトを溶融させながら、たるみやしわなどが出来ないように広げて密着させます。

 

上の写真ではバーナーから炎が出ているのがちょっと見えにくいですかね・・・。こんなふうにトーチバーナーの炎で焙りながらシートを張っていくので、これを「トーチ工法」といいます。

 

 

 

シートを張り終わると、仕上げに防水層の保護と化粧を兼ねてローラーで防水保護塗料を塗ります。

 

 

 

マンション屋上の防水工事が完了しました。

これで10~15年は雨漏りの心配をしなくてよくなりました。

 

弊社では鉄骨造や鉄筋コンクリート造の防水工事の相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!

 

それでは、また。

 

投稿者:圓佛 明

ページの上部へ戻る