SDGs

SDGs達成に向けた昭和住宅の取組み

Sustainable Development Goals
  • 貧困をなくそう
  • 飢饉をゼロに
  • 全ての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業を技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任、つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさの守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正を全ての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
〈外務省ホームページより〉

私たち昭和住宅は、建築・不動産事業を通して住生活に関する事業を展開しています。衣食住の「住」は私たちの生活にはなくてはならないものである一方、住宅の建築~完成後の居住~維持管理を通して、たくさんの資源やエネルギーを消費します。私たちは住生活に携わる事業者の責任として、SDGsが掲げる持続可能性を実現するために、以下の4つのActionに取り組んでいます。

Action 1

人と地球環境にやさしい住まいづくり

  • 全ての人に健康と福祉を
  • エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任、つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を

住まいは普段の生活でたくさんのエネルギーを消費します。国内のCO2の排出量のうち15.6%が家庭部門からの排出が占めており、2030年までに約4割の削減が求められています。私たち昭和住宅は、新築住宅において、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及を推進することで、CO2排出削減に取り組んでいます。

昭和住宅のZEH建築事例

昭和住宅は経済産業省のZEHビルダー登録制度で最高ランクの6つ星評価(2021年度実績による)を取得しています。

昭和住宅のZEH目標

昭和住宅はZEH化の目標として ① 2020年までに年間の新築棟数の半数(50%)以上をZEHとする
② 2025年までに年間の新築住宅の総和で平均ZEH達成率100%以上とする
の2つを掲げています。

【⇒目標達成状況 ① 新築のZEH棟数率 2020年度:50%(達成)、2021年度:80%(達成)
② 新築住宅の総和での平均ZEH達成率 2020年度:79%(未達成)、2021年度:116%(達成)】

昭和住宅のZEH目標のイメージ

2018年7月に閣議決定された「第5次エネルギー基本計画」においては、「2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」と位置付けられており、昭和住宅は国の計画を5年前倒しして実現することを目標としています。

また、昭和住宅では建物の「燃費」を明らかにするために、2017年以降、新築注文住宅の全棟でBELS表示(建築物省エネルギー性能表示制度)を取得しています。

昭和住宅のBELS表示事例

さらに、昭和住宅のZEHは青森県など東北地方の省エネルギー基準をクリアする断熱性能を確保しています。

国の省エネ基準と昭和住宅の断熱性能比較

寒さや暑さの影響を受けにくい高断熱住宅とすることで、家の中の温度差が原因で起こるヒートショックなどを防ぎ、ご家族の健康で快適な暮らしを実現いたします。

東北地方レベルの省エネ基準をクリアする昭和住宅の高断熱な標準仕様について 寒い家は万病のもと…

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のイメージ

〈ZEHの定義〉

  • 1) 断熱性能UA値0.60W/m2K以下(昭和住宅の標準仕様はUA値0.50W/m2K以下)
  • 2) 再生可能エネルギーを除いて20%以上の一次エネルギー消費量削減
  • 3) 再生可能エネルギーを導入(太陽光発電システムなど)
  • 4) 再生可能エネルギーを加えて100%以上の一次エネルギー消費量削減
Action 2

長く、安心して暮らせる住まいづくり

  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任、つかう責任

家をつくる(住宅を設計・施工する)うえで、私たちは、“長期間にわたり、家族が安心して暮らすことができて、資産価値が維持される住まい”をつくることを大切にしています。それを実現するための取り組みとして、新築住宅の全棟で国の長期優良住宅の認定を取得しています。

長期優良住宅は、三世代にわたって住み継いでいける住まいです。しかし、それだけの長い年月の間には大規模な地震が起こるかもしれません。そのときに、住まいは家族にとって、いちばん安心できる場所でなければならないと私たちは考えます。昭和住宅では、新築住宅の全棟で耐震等級3(建築基準法の1.5倍の耐震性)の認定を取得しており、大地震に遭遇しても、住み続けられる住まいづくりに取り組んでいます。

Action 3

森林をまもる 地産地消の住まいづくり

  • つくる責任、つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう

木造住宅には、たくさんの木材が使われます。昭和住宅の住まいは、家一棟につかう木材のうち約85%が地元九州産(主に福岡県、熊本県、大分県産)の木材です。私たちは、地元の木で家を建てる「地材地建」を推進することで、地域林業の活性化や森林資源の循環に貢献しています。

私たちは、木の住まいづくり通して木材を取り扱う事業者として、きちんと合法性が確認された木材を使用する責任があると考えています。昭和住宅の住まいに使用する木材は、全量がどこで伐採された木材なのか産地証明が可能な合法木材です。(合法木材率100%)

昭和住宅は、2019年8月にクリーンウッド法(合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律)にもとづく木材関連事業者として登録を受けました。これからも、原木供給者・製材工場・プレカット工場・流通事業者などの取引先とのパートナーシップにより「地材地建」の取り組みを推進していきます。

Action 4

既存ストックを活用した住まいづくりリフォーム・リノベーション

  • 全ての人に健康と福祉を
  • エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任、つかう責任

近年、空き家が年々増加しており社会問題となっています。大牟田市は空き家率が16.2%(おおよそ6軒に1軒が空き家)で、全国平均の13.5%を上回っています。空き家が発生してしまう原因のひとつとして、「寒い」「古い」「不便」「危ない」など、住まいに対する不安・不満があげられます。

そのような、耐震性を満たしていなかったり、断熱性能が低かったりという状況にある既存ストック住宅を活用して、新築でなくても、安心して健康・快適な暮しを実現する手法として、性能向上リフォーム・リノベーションに取り組んでいます。


たとえば、上の写真は古い2階建ての住宅を平屋建てにリノベーションして耐震性能を向上させた事例です(2018年施工)。減築工事と同時に、窓や躯体(天井・壁・床)の断熱補強を行うことで、断熱性・省エネルギー性を向上させ、健康で快適に住み続けられる住まいを実現しました。

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